SPCTROGRAMS スペクトログラム   

 

スペクトログラムは分光スペクトルなどを記録した写真の意味の光学・科学用語からとりました。

スペクトルの語源は、ラテン語で「見たもの」「光景」「幻影」などが元の意味の言葉です。

高層ビルの鏡の様なガラス窓に反射した太陽の光が、ゆがんだ光束や光の帯となって、古い商店やビルにあたり、日常的な都市を幻影化する光景(スペクトル)を見たまま記録したものです。

1991年から95 年までおもに首都圏で撮影)

4X5 カメラでストレートに撮ったもので、二重露光や合成はしていません。(印画プリントの覆い焼き、焼き込みは大変でしたが・・・)

 

モノクロ 銀塩プリント

20X24インチ (大全紙)

20点

 

同展でコニカ「新しい写真家登場」シリーズ特別賞受賞